宝エステートサービス㈱
ホテル・店舗サービス事業部田中 麻菜MANA TANAKA
2019年中途入社。専門学校を卒業後、接客業を3社経験して宝グループへ。名古屋笠寺ホテルのフロント業務を経て、「金山テラス」「旅籠茶家かやかや」で本格的に飲食店の接客をスタート。末っ子ならではの人懐っこい笑顔の奥には、接客に対する“揺るがない信念”が見え隠れする。
人生には、回り道という近道がある。
前社での経験が、“理想の姿”を気づかせた。
小さい頃から「サービス業に就きたい」と漠然と思っていました。だから専門学校を卒業後、エステ系のサービス業や、整体院の受付などで正社員として働いていました。思い描いていた接客業のイメージと現実との乖離を感じているとき、アルバイト時代の知り合いからこの会社を紹介されたのです。
飲食店でお客様や仲間と様々なコミュニケーションを取らせていただく中で、「私は人と話すことが好きなんだ」と気づくようになりました。飲食店は、味も空間演出も重要ですが、人の接客ありきだと思っています。お客様のニーズを吸い上げられるかどうかは、接客の品質が左右します。話してくれる前提には、必ず信頼が必要です。
話かけられやすい雰囲気をつくるため、私の方から積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。
もちろん、こちら側はノーガード。会話の中に壁があると、本音を言っていただけませんから。
飲食の接客に、統一ルールはない。
まったく同じ性格の人はいないから。
画一的なサービスは、飲食には通用しません。同じ性格のお客様は一人もいないし、その時々の目的やシーン、お連れ様によって接客の仕方は大きく変わります。
さらに難易度が高いからこそ、一人では十分に提供できません。休憩時間にはスタッフ同士で情報交換やアドバイスをして、常にコミュニケーションを図りながら満足度を高めていきます。ここはアルバイトもパートも社員も距離が近く、協力体制がしっかりしているので働きやすいし意見も言いやすい。
みんなで楽しく仕事しているからこそ、質の高い接客を提供できるのだと思います。
一人ひとりを“ちゃんと”見てくれる会社。
人の可能性を、最後まで信じ切る社風。
これまで経験した会社の中でダントツに大きく、グループ会社だからこその安心感があります。かと言って、上下関係に距離があるような雰囲気は一切ありません。社員同士はもちろん、役員の方々も金山テラスにいらっしゃって、自然に声を掛けていただくこともあります。
何より、アルバイトもパートも含めて正当な評価をしてくれます。それは上層部がしっかりと見てくれている証拠だと思います。アットホームな雰囲気は、パフォーマンスを向上させるために重要な要素だと感じています。
※掲載の内容は取材時点のものです
「お酒は好き。酒席を介して
人の本音に触れるのはもっと好き」(田中)。